これで迷わない！初心者向け竹刀の選び方と正しい握り方を徹底解説


「初めて竹刀を選ぶけど、どれがいいの？」

「竹刀の持ち方がいまいち分からなくて…」

剣道を始める初心者の方にとって、竹刀選びや竹刀の握り方は最初の大きな壁ですよね。竹刀は、あなたの剣道人生を支える大切な相棒。自分に合った一本を選び、正しく扱うことが上達への近道です。

この記事では、剣道初心者の方でもすぐにわかるように、竹刀の選び方のポイントから、上達を加速させる正しい握り方までを詳しく解説します。

ステップ1：自分に合った竹刀を選ぶ！サイズと重さがカギ

竹刀には、年齢や性別に合わせて様々なサイズと重さがあります。これらを正しく理解して選ぶことが、無理のない剣道の練習につながります。

竹刀のサイズ

竹刀のサイズは、剣道連盟の規定で定められています。自分の年齢に合ったものを選びましょう。

  • 中学生: 37（3尺7寸）

  • 高校生: 38（3尺8寸）

  • 一般（大学生・社会人）: 39（3尺9寸）

小学校低学年や高学年用にもサイズがありますので、道場の先生や店員さんに相談して、適切なものを選んでください。

竹刀の重さ

竹刀の重さも、性別や年齢によって規定があります。軽すぎたり重すぎたりすると、正しいフォームを身につけるのが難しくなります。最初は、規定の範囲内で少し軽めのものを選ぶと扱いやすいでしょう。

選び方のコツ:

実際に手に取ってみて、振りやすいと感じるものを選びましょう。重さのバランスが手元に感じられるか、握り方を変えた時に違和感がないかなどを確認することが大切です。

竹刀の種類と仕組み

竹刀には、様々な種類があります。初心者がまず知っておきたいのは、「普及型」と「実戦型」です。

  • 普及型: 一般的に最も多く使われるタイプで、バランスが良く、安定した打ち込みに適しています。初心者におすすめです。

  • 実戦型: 手元が太く、重心が先にあります。素早い技を繰り出すのに適していますが、扱いにはある程度の技術が必要です。

竹刀の仕組み:

竹刀は、竹の節を4つに割って組み立てられています。各部位には、竹を固定する「弦（つる）」や柄を巻く「柄革（つかがわ）」などの道具が使われています。これらの手入れを定期的に行うことで、竹刀を長持ちさせることができます。

ステップ2：上達を加速させる！正しい竹刀の握り方

竹刀は、ただ力任せに握るものではありません。正しい握り方を身につけることで、剣道の上達がぐっと早まります。

握りの基本：左手と右手の役割

  • 左手: 竹刀の柄（柄革）の一番下を小指、薬指、中指の3本でしっかり握ります。特に小指と薬指で強く握ることが重要です。この左手の握りが、打突の際の「手の内」と呼ばれる、冴えのある打ちを生み出します。

  • 右手: 左手より軽く、指先を使って握ります。人差し指と親指で輪を作るように握ると、力みがなくなります。

握り方のポイント

  1. 脱力する: 指先に力を入れすぎないこと。特に右手は軽く握り、手首や腕全体を柔らかく使いましょう。

  2. 小指を締める: 左手の小指、薬指を意識して握ります。これにより、竹刀が安定し、スムーズな振り上げ、振り下ろしができます。

  3. 握る位置: 右手は鍔（つば）に軽く触れる程度。左手は柄革の末端に近くなるように握ります。

握り方の練習:

竹刀を持たずに、タオルや新聞紙を丸めたもので正しい握り方を練習してみましょう。実際に竹刀を持った時に、この感覚を意識することで、竹刀の握り方が自然と身についていきます。

まとめ：自分に合った一本を選び、正しい握りで稽古を楽しもう

竹刀の選び方から正しい握り方まで、ご理解いただけたでしょうか。

剣道は、道具を大切にし、基本を地道に練習することが上達につながります。まずは、この記事を参考に、自分にぴったりの竹刀を見つけてみてください。そして、正しい竹刀の握り方を身につけて、剣道の稽古を楽しみましょう！

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