剣道初心者が知っておくべきこと|上達への近道は「基本」にあり!
剣道を始めたばかりの皆さん、稽古お疲れ様です!
「面がうまく打てない…」「足が前に出ない…」そんな風に感じていませんか?
剣道初心者の時期は、誰もがたくさんの壁にぶつかります。しかし、ご安心ください。その悩みは、誰もが通る道なんです。
この記事では、僕自身が剣道初心者の頃に知りたかった、上達するための練習法と、知っておくべきコツを、僕自身の経験を交えながらご紹介します。
これを読めば、明日からの稽古がもっと楽しく、効果的になるはずです。
まずはここから!剣道初心者がやるべきこと
剣道の上達は、特別な技を覚えることではありません。いかに基本を徹底できるかどうかにかかっています。まずは以下の3つを重点的に意識してみましょう。
1. 正しい「構え」を身につける
剣道は「構えに始まり、構えに終わる」と言われるほど、構えが重要です。正しい構えは、良い打ち方や素早い動きの土台となります。
姿勢:背筋を伸ばし、顎を引く。竹刀の剣先は喉を狙い、真っすぐにする。
足:右足を前に、左足を後ろに引く。かかとはわずかに浮かせ、いつでも動ける状態にする。
竹刀:左手を柄頭に、右手を鍔の近くに握る。小指からしっかりと握り、力は入れすぎないこと。
最初は違和感があるかもしれませんが、鏡の前で毎日チェックしたり、先輩に構えを見てもらったりして、体に覚え込ませましょう。
2. 何よりも大切な「素振り」を徹底する
「素振りなんて地味だな…」と思うかもしれませんが、素振りこそが剣道の基本であり、最も重要な練習法です。毎日コツコツ続けることで、正しい体の動かし方が身につき、打ち方が安定します。
回数:毎日100回を目標に、数をこなしましょう。
種類:面打ちだけでなく、小手や胴、左右面打ちなど、様々な打ち方を組み合わせると効果的です。
意識すること:大きく振りかぶり、竹刀を振り下ろす際に、手首だけでなく、全身を使って打つことを意識しましょう。
3. 「正しい防具の付け方」と「礼儀作法」を覚える
剣道は武道であり、礼儀作法を重んじます。稽古前後の礼や、先輩への挨拶、道場での振る舞いなどは、剣道の一部として身につけるべきものです。
また、剣道初心者はまず、正しい道具の選び方と付け方を覚えましょう。特に面や小手は、正しくつけないと怪我の原因になります。道場の先輩や先生に、一つ一つ丁寧に教えてもらうことが大切です。
初心者がぶつかる「壁」と乗り越え方
剣道初心者の僕が特に苦労したのは、「面を打つ打ち方」でした。特に、打突の瞬間に足が止まってしまい、力がうまく伝わらないという壁にぶつかりました。
この壁を乗り越えるために僕が実践したのは、以下の2つです。
「歩き打ち」の徹底: 素振りや基本稽古で、右足と竹刀の振りを同時に出す練習法を繰り返しました。
足の動きだけに集中する練習: 手を使わず、足だけを使って前に進む稽古を繰り返すことで、足の運びがスムーズになりました。
最初はうまくできなくても大丈夫です。小さな成功体験を積み重ね、自信につなげましょう。
まとめ
剣道初心者の時期は、つらいことや壁にぶつかることも多いですが、一つ一つの練習法が必ず上達に繋がります。
続けることが一番大切です。無理せず、自分のペースで剣道を楽しみましょう。
この記事が、あなたの剣道ライフの助けになれば嬉しいです。