【後悔する前に知っておきたい】定期借地権付き物件は「やめた方がいい」と言われる理由と注意点
「マイホームを検討しているけど、定期借地権付きの物件ってどうなんだろう?」
「価格が安いから魅力的だけど、デメリットも多いって聞くし…」
住宅購入は人生の中でも大きな決断です。
特に「定期借地権付きの物件」は、通常の所有権とは違うため、メリットもデメリットも理解しておかないと後悔してしまう可能性があります。
この記事では、「定期借地権はやめた方がいい」と言われる主な理由を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
後悔しないために知っておくべき注意点もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
定期借地権とは?基本のおさらい
まず、定期借地権とは何かを簡単におさらいしておきましょう。
通常の「所有権」の場合、土地と建物の両方を自分のものとして購入します。
一方、「定期借地権」とは、建物は自分のものですが、土地は地主から借りる権利のことです。
土地の所有権を持たないため、毎月「地代」を支払う必要があります。
そして、設定された契約期間が終了すると、建物を解体して土地を更地に戻し、地主に返却するのが原則です。
「やめた方がいい」と言われる主な3つの理由
定期借地権付き物件は、通常の物件よりも価格が安く設定されていることが多いですが、それと引き換えにいくつかのデメリットが存在します。
特に「やめた方がいい」と言われる主な理由は、以下の3つです。
理由1:契約期間が終了すると、家が手元に残らない
これが定期借地権の最大のデメリットです。
契約期間(一般的には50年)が満了すると、どんなに気に入っていた家でも、解体して更地にして地主に返却しなければなりません。
せっかく高いお金を払って建てた家が、将来的に自分のものとして残りません。
「家を代々引き継いでいきたい」「住み慣れた家で老後を過ごしたい」と考えている方にとっては、大きな問題となります。
理由2:建物の資産価値が低くなりやすい
定期借地権付きの建物は、土地の所有権がないため、売却する際の資産価値が低くなる傾向があります。
契約期間が短くなるにつれて価値はさらに下がり、買い手もなかなか見つからないケースが少なくありません。
また、住宅ローンを組む際も、通常の所有権物件よりも借入額が制限されたり、条件が厳しくなったりすることがあります。
理由3:地代や保証金などの追加費用がかかる
土地の所有権がないため、毎月**「地代」**を地主に支払う必要があります。
また、契約時に「保証金」や「権利金」といった一時金が必要になることも多いです。
これらの費用は、通常の住宅ローン返済に加えてかかるため、ランニングコストが高くなる可能性があります。
地代は、景気によって値上がりすることもあり、長期的に見ると予想外の出費になる可能性も考慮しておかなければなりません。
どんな人なら定期借地権付き物件を検討してもいい?
「やめた方がいい」と言われることが多い定期借地権ですが、すべての人にとってデメリットばかりではありません。
以下のような考えを持つ方には、メリットとなる場合もあります。
物件価格を抑えたい方
土地の購入費用がない分、通常の所有権物件よりも安く家を購入できます。
「予算を抑えて、駅近の好立地に住みたい」という方には魅力的です。
子や孫に負担をかけたくない方
将来、子どもに相続させる土地がないため、相続税などの負担をかけずに済みます。
契約期間が終われば建物も処分するため、空き家問題などの心配もありません。
ライフプランが明確な方
「子育てが終わるまでの期間だけ住みたい」「定年までの期間だけ住む」など、住む期間が明確に決まっている方には、メリットを享受しやすいと言えます。
まとめ:後悔しないための最終チェックリスト
定期借地権付き物件は、その特性を十分に理解していないと、後悔に繋がりやすい物件です。
安易に「価格が安いから」という理由だけで決めるのは避けましょう。
購入を検討する際は、以下のチェックリストを参考に、冷静に判断することが大切です。
契約期間はあと何年残っているか?
地代やその他の費用は毎月いくらかかるのか?
契約終了時の建物の取り壊し費用は誰が負担するのか?
売却したいときに買い手が見つかるか?
将来、建て替えやリフォームは可能なのか?
これらの疑問点を不動産業者や専門家にしっかり確認し、自分のライフプランと照らし合わせて、納得のいく決断をしてくださいね。