剣道の面打ちが上達する練習法！素振りと稽古で竹刀の振り方を改善


剣道愛好家の皆さん、こんにちは！

「面をつけて竹刀を振ると、なんだか動きが鈍くなる…」「面打ちの打突が弱くなってしまう…」

そんな悩みを抱えていませんか？剣道は素振りで基本を身につけることが大切ですが、実際に面をつけて練習すると、感覚が変わってしまい、なかなか思ったように竹刀が振れないことがありますよね。

この記事では、面をつけた状態での竹刀の振り方を改善し、鋭い面打ちができるようになるための具体的なコツと練習法を、わかりやすく解説します。

なぜ面をつけると竹刀の振りが鈍るのか？

面は、私たちの安全を守る大切な防具ですが、同時に体の動きに少しだけ制限を加えます。特に、頭部を覆うことで視野が狭くなったり、重量が増すことで肩や首周りに負担がかかったりします。

この感覚に慣れていないと、無意識のうちに体がこわばり、素振りで身につけたはずのフォームが崩れてしまうことがあります。力任せに振ろうとして腕だけに頼ってしまい、肩甲骨を使った体全体のスムーズな動きが失われることが、面打ちが上手くいかない大きな原因の一つです。

正しい面打ちのフォーム：竹刀の振り方と腕の使い方

面をつけた状態でも、素振りで身につけたフォームを維持することが上達への近道です。特に重要なコツは以下の3つです。

  1. 脱力とリラックス：面の重さや、相手を前にした緊張から、体に余分な力が入ってしまいがちです。力を抜いて、竹刀を軽く握ることを意識しましょう。

  2. 肩甲骨と体幹を使う：竹刀は腕だけで振るものではありません。肩甲骨をしっかりと引き上げ、体幹のひねりを使って振ることで、鋭く力強い打突が生まれます。

  3. 手首を柔らかく使う：面を打つ瞬間、手首をしなやかに使ってスナップを効かせることが大切です。これにより、打突に「冴え」が生まれます。

面をつけた状態での素振り練習メニュー

実際に面をつけて素振りを行うことで、面をつけた状態での竹刀の振り方に体を慣らすことができます。

  • ゆっくりとした素振り：まずは、フォームを確認しながら、ゆっくりと大きく振りかぶって面を打つ素振りを繰り返します。特に、腕だけでなく、肩甲骨から動かす感覚を意識しましょう。

  • 連続打ち：ゆっくりとした素振りでフォームが安定したら、徐々にスピードを上げ、3本、5本と連続打ちに挑戦します。一本一本の打突に「冴え」を乗せる意識で振りましょう。

打ち込み台を使った面打ちのコツ

打ち込み台は、面打ちの練習に非常に役立ちます。相手を意識した打突のコツを掴むことができます。

  • 体全体で打つ：打ち込み台に竹刀をぶつけるのではなく、足の踏み込みから体全体を使って打ち込むことを意識しましょう。

  • 打ち込み台との距離感：相手との適切な距離を掴むために、少し離れた位置から大きく踏み込んで面を打つ練習を繰り返しましょう。

面打ちの課題を克服するための改善点

面打ちがなかなか上手く打てないと感じているなら、以下の点をチェックしてみましょう。

  • 踏み込みの確認：打突時に左足がしっかりと引きつけられているか確認してください。これができていないと、打突が弱くなってしまいます。

  • 手首の角度：面を打つ瞬間、手首が曲がりすぎていないか。手首を柔らかく使い、正しい角度で打つことが重要です。

まとめ

面をつけた状態での竹刀の振り方を改善するには、普段の素振りで身につけたフォームを、面をつけても再現できるよう練習を重ねることが大切です。

この記事でご紹介したコツや練習法を参考に、ぜひ日々の稽古に取り入れてみてください。あなたの面打ちが、より鋭く、力強い打突へと変わることを願っています。

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