剣道上達の秘訣!「継ぎ足」をマスターして試合で差をつける
「継ぎ足(つぎあし)」と聞いて、「なんだか難しそう…」「いまいち使いどころが分からない」と感じている剣道家は多いのではないでしょうか。しかし、この継ぎ足は、攻めと守りの両方で非常に重要な、剣道の奥深さを象徴する足さばきの一つです。
継ぎ足は、ただ足を前に出すだけではありません。正しく使うことで、相手との間合いを一瞬で詰めたり、相手の動きを誘ったりする効果があります。
この記事では、剣道における継ぎ足の基本的な使い方から、具体的な練習方法、そして試合で活用するためのコツまで、初心者から中級者まで分かりやすく解説します。この記事を読んで、継ぎ足をあなたの得意技にしていきましょう。
継ぎ足とは?基本的な意味と目的
継ぎ足とは、「右足に左足を継ぎ(引きつけ)、間髪入れずに右足で前に踏み込む足さばき」 のことです。
「送り足(おくりあし)」が「右足、左足、右足…」と足を交互に送るのに対し、継ぎ足は「右足→左足を右足に引きつける→右足」という独特のリズムで行われます。
この足さばきには、主に以下のような目的があります。
1. 間合いの調整
相手との距離がわずかに遠く、送り足だけでは届かない場合に使われます。左足を右足に引きつけることで、一瞬で間合いを詰め、相手に気づかれる前に打突に転じることができます。
2. 相手の反応を誘う「攻め足」
継ぎ足で相手との間合いを詰める動きは、相手に「打ってくるぞ」というプレッシャーを与えます。これにより、相手の動きを誘い、その隙を狙って打突する**「崩し」** の技として非常に有効です。
継ぎ足の具体的な練習方法
正しい継ぎ足は、単に足を動かすだけでなく、体全体を連動させることが重要です。
1. 素振り練習
竹刀を構え、継ぎ足で前に進みながら素振りを行います。
ポイント:
左足を右足に引きつけた後、すぐに右足で前に踏み込みます。 「左足を動かしてから、右足を動かす」という意識ではなく、「左足と右足を同時に動かす」という感覚を掴むことが大切です。
前後の動きに加えて、竹刀を振り下ろす動作も同時に行います。 足の動きと打突が連動するように意識しましょう。
2. 打ち込み稽古
元立ちに正面を打ってもらいます。
ポイント:
相手との間合いが遠いと感じた時に、継ぎ足を使って間合いを詰め、打ち込みます。
最初はゆっくりと、足の動きと打突のタイミングを確かめながら行いましょう。 慣れてきたら、スピードを上げて**「一瞬で間合いを詰める」** 感覚を掴みます。
試合で継ぎ足を活かすためのコツ
1. 相手の出頭を狙う
相手が前に出てこようとした瞬間、すかさず継ぎ足で間合いを詰めて打突します。相手が動こうとしているため、反応が遅れることが多く、「出ばな技」 の成功率が高まります。
2. フェイントとして使う
継ぎ足で一瞬だけ間合いを詰めて、相手に「打ってくるぞ」と錯覚させます。相手が身構えたところで、打突をせず、再度間合いを離したり、別の技に転じたりすることで、相手をかく乱することができます。
まとめ:継ぎ足は「速さ」と「攻め」の足さばき
継ぎ足は、ただの足さばきではなく、相手との駆け引きを制するための重要な技術です。
「速さ」と「攻め」の意識を持って稽古に取り組むことで、あなたの剣道は確実にレベルアップします。
地道な練習を重ねて、継ぎ足をあなたの**「必殺技」** にしてください。