剣道防具選びで失敗しない!おすすめブランドと選び方のポイント
剣道を始める方や、新しい防具への買い替えを考えている皆さん。「どのブランドがいいの?」「初心者でもわかる選び方のポイントは?」と悩んでいませんか?
剣道防具は、ただの道具ではありません。あなたの身を守り、パフォーマンスを最大限に引き出すための大切な相棒です。今回は、多くの剣道家に愛される人気のブランドと、あなたの剣道ライフに最適な防具を選ぶための具体的なポイントを解説します。
1. 剣道防具を選ぶ上で知っておきたいこと
ブランドの紹介の前に、まず基本となる選び方のポイントを押さえておきましょう。
刺し幅(ミリ数):
細かく刺してある(例:2mm、3mm刺し): 見た目に高級感があり、コシが強く、試合や審査向けとされます。
粗く刺してある(例:6mm、8mm刺し): 衝撃吸収性に優れ、柔らかく、手入れがしやすい傾向があります。初心者や稽古用におすすめです。
素材:
織刺(おりさし): 通気性が良く、軽量で使いやすいのが特徴です。手入れも比較的簡単です。
鹿革(しかがわ): 柔らかく手に馴染み、耐久性に優れています。高級品に多く使われます。
手刺しとミシン刺し:
手刺し: 職人が一針一針手作業で刺したもので、非常に高価ですが、フィット感と衝撃吸収性に優れています。
ミシン刺し: 機械で刺したもので、比較的安価で耐久性に優れています。現在主流となっている防具です。
2. 多くの剣道家に愛される、おすすめブランド
ここからは、初心者から上級者まで、幅広い層に支持される人気のブランドをご紹介します。
ミツボシ
剣道界で知らない人はいないと言われる最大手のメーカーです。最高級モデルの「峰」シリーズや、機能性と価格のバランスが良い「豪」シリーズなど、初心者からベテランまで満足できる幅広いラインナップが魅力です。高い技術力と品質管理で、安心して選べるブランドです。
東山堂
京都に本社を構え、「剣道防具工房 源」も展開している大手武道具店です。ミツボシブランドも扱っており、品質と品揃えの豊富さには定評があります。伝統的な手刺し防具から、現代のニーズに合わせた機能的なミシン刺し防具まで、幅広い選択肢から選ぶことができます。
松勘工業
100年以上の歴史を持つ老舗メーカーです。耐久性と実用性にこだわった製品が多く、特に防具袋の「冠」シリーズは多くの剣道家から支持されています。シンプルで機能的なデザインを好む方におすすめです。
全日本武道具
初心者向けのリーズナブルな防具から、実戦向けの本格的な防具まで、幅広い価格帯の製品を扱っています。特に「ALL JAPAN PITCH」シリーズは、機能性とデザイン性を両立しており、コストパフォーマンスの高さで人気です。
栄光武道具
埼玉県の老舗で、特に「蜻蛉(トンボ)」シリーズが有名です。自社工場での生産にこだわり、初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせたオリジナル防具が充実しています。
3. 失敗しない防具選びのチェックリスト
最後に、購入前に確認しておきたいチェックリストです。
予算はいくらか?
初心者セットなら数万円から、本格的な手刺し防具なら数十万円と、価格帯は様々です。無理のない範囲で予算を決めましょう。
誰が使うのか?
小学生、中学生、大人、性別によってサイズや好みが異なります。使う人に合ったものを選びましょう。
主な用途は?
稽古用、試合・審査用、両方など、用途によって最適な防具は変わります。
サイズは合っているか?
特に面や小手は、サイズが合わないとパフォーマンスが落ちたり、ケガの原因になったりします。可能であれば実際に試着し、プロに採寸してもらいましょう。
まとめ
剣道防具を選ぶことは、剣道の上達への第一歩です。
今回ご紹介したブランドは、どれも多くの剣道家から信頼されています。それぞれのブランドが持つ特徴や、ご自身のレベル、予算、用途をしっかりと考えた上で、最高の相棒を見つけてください。
良い防具は、あなたの剣道人生をより豊かにしてくれるはずです。