もう迷わない!剣道防具の選び方と失敗しないためのポイント
「初めて剣道防具を買うけど、どれを選べばいいかわからない…」「高価な買い物だから失敗したくない…」
剣道防具は、剣道をする上で最も重要な道具の一つです。しかし、面、小手、胴、垂れと、それぞれに様々な種類やサイズがあり、何を選べば良いのか迷ってしまいますよね。
今回は、剣道防具を初めて購入する方に向けて、失敗しないための防具の選び方と、それぞれのパーツの見るべきポイントをわかりやすく解説します。
1. 「手刺し」と「ミシン刺し」の違いを知る
剣道防具は、その製法によって大きく「手刺し」と「ミシン刺し」に分けられます。それぞれに特徴があるので、自分の予算や目的に合わせて選びましょう。
手刺し
特徴:
職人が手作業で刺したもので、刺し目が粗く、柔らかいのが特徴です。
使うほどに体に馴染み、打突の衝撃を効果的に吸収します。
メリット:
非常に耐久性が高く、長期間使用できる。
柔らかく、体にフィットするため、動きやすい。
デメリット:
製作に時間がかかり、価格が高価。
ミシン刺し
特徴:
ミシンで刺したもので、刺し目が細かく、硬いのが特徴です。
製作に時間がかからないため、比較的安価で購入できます。
メリット:
手頃な価格で手に入るため、初心者におすすめ。
種類が豊富で、自分に合ったものを選びやすい。
デメリット:
手刺しに比べて、体に馴染むまでに時間がかかる。
初心者の場合は、まずはミシン刺しから始めるのがおすすめです。
2. 各パーツの見るべきポイント
面(めん)
面は、顔を守る最も重要な防具です。
フィット感:
試着できる場合は、実際に被ってみて、顔のサイズに合っているか、窮屈ではないかを確認しましょう。
安全性:
面金の素材や本数、面布団の厚みや刺し幅を確認しましょう。打突の衝撃をしっかりと吸収できるものが良いです。
小手(こて)
小手は、竹刀を握る手と手首を守ります。
握りやすさ:
実際に竹刀を握ってみて、握りにくくないか、竹刀が滑らないかを確認しましょう。
耐久性:
手の内(手のひら部分)の素材が丈夫なものを選びましょう。
胴(どう)
胴は、胴体部分を守ります。
素材:
胴台(どうだい)の素材は、強化樹脂や竹などがあります。竹胴の方が高価ですが、軽くて丈夫です。
サイズ:
自分の身長や体格に合ったサイズを選びましょう。
垂れ(たれ)
垂れは、腰と股関節部分を守ります。
動きやすさ:
動きを妨げない、柔軟性のあるものを選びましょう。
段数:
段数が多いほど高価になりますが、その分見栄えも良くなります。
3. サイズ選びは慎重に!
剣道防具は、自分の体に合ったサイズを選ぶことが何よりも重要です。サイズが合わないと、体の動きが制限されたり、怪我の原因になったりします。
採寸:
必ず、信頼できるお店で正確なサイズを測ってもらいましょう。
試着:
面や小手は、可能であれば実際に試着してフィット感を確かめましょう。
まとめ
剣道防具選びは、最初は難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえるだけで、自分にぴったりのものを見つけることができます。
ミシン刺しから始める
各パーツのポイントをチェック
サイズ選びは慎重に
これらのポイントを参考に、あなたの剣道ライフを支える、最高のパートナーを見つけてください。