剣道用サポーターの種類と選び方:怪我を予防し、稽古を快適に 🛡️
剣道は、竹刀を打ち合って勝敗を競う激しい武道です。その特性上、手首やアキレス腱、膝など、様々な部位に大きな負担がかかります。
怪我を予防し、安全に稽古を続けるために欠かせないのが剣道用のサポーターです。
この記事では、剣道でよく使われるサポーターの種類と、それぞれの選び方について分かりやすく解説します。
1. 剣道サポーターの主な種類
剣道用サポーターには、主に以下のような種類があります。
① 手首(小手)サポーター
小手は、打突や竹刀の衝撃を直接受けるため、非常に怪我をしやすい部位です。手首サポーターは、この衝撃を緩和し、怪我を予防する役割があります。
特徴:
伸縮性のある素材で、手首にしっかりとフィットします。
薄手で邪魔にならないものが多く、小手の下に着用します。
選び方:
竹刀を握る際に違和感がないか。
稽古中にズレにくいか。
② アキレス腱サポーター
足の甲(アキレス腱)は、摺り足や踏み込み足で大きな負担がかかります。アキレス腱サポーターは、この部位を保護し、痛みや怪我を予防します。
特徴:
クッション性のある素材が使われており、衝撃を吸収します。
足首をサポートし、安定させる効果も期待できます。
選び方:
足の甲の形にフィットし、ズレないか。
クッションの厚みが適度か(厚すぎると感覚が鈍る場合があります)。
③ 膝サポーター
膝は、踏み込み足や摺り足の際に強い衝撃を受けるため、膝への負担は無視できません。膝サポーターは、膝関節を安定させ、衝撃を緩和する役割があります。
特徴:
膝の皿周りを保護するタイプや、関節全体をサポートするタイプなどがあります。
伸縮性のある素材で、動きを妨げません。
選び方:
サイズが合っているか(緩すぎると効果がなく、きつすぎると血行不良になる可能性があります)。
通気性が良く、蒸れにくい素材か。
2. サポーターを選ぶ際の共通ポイント
どのサポーターを選ぶ際にも、以下の点をチェックすることが大切です。
① フィット感
サイズが合っているか確認しましょう。実際に試着できる場合は、竹刀を握ったり、踏み込みをしてみたりして、違和感がないかチェックするのがおすすめです。
② 素材と通気性
剣道は大量の汗をかくため、吸水性・速乾性・通気性に優れた素材を選びましょう。
汗をかいてもサラッとした肌触りを保てるものが、快適な稽古につながります。
③ 稽古のスタイルに合わせる
普段の稽古で痛めやすい部位がある場合は、その部位に特化したサポーターを選ぶのが良いでしょう。
試合で使う場合は、動きやすさや審判に見えにくい色・デザインを選ぶことも重要です。
3. サポーターは「予防」の道具
サポーターは、すでに怪我をしている場合の治療を目的とするものではありません。あくまで怪我の予防が主な役割です。
もし、すでに痛みがある場合は、無理をせず、専門医に相談することが最も大切です。
まとめ
剣道用サポーターは、日々の稽古を安全に、そして快適に続けるための大切なパートナーです。
自分の身体と向き合い、適切なサポーターを選ぶことで、怪我のリスクを減らし、剣道をもっと楽しんでくださいね。