剣道防具のサイズの測り方:初心者でも安心!各部位の測り方ガイド
「これから剣道を始めるけど、防具のサイズってどうやって測るんだろう?」
「面や小手のサイズが合わないと、どうなるの?」
そうお考えの方へ。剣道防具は、あなたの体を守る大切な道具です。特に、面や小手、垂、胴といった防具のサイズが合っていないと、十分なパフォーマンスを発揮できないだけでなく、ケガの原因になることもあります。
今回は、初心者の方でも安心!各防具のサイズの測り方を、写真付きで分かりやすく解説します。
1. 面(めん)のサイズの測り方:2つのポイント
面は、頭部を守る最も重要な防具です。サイズが合っていないと、視界が悪くなったり、打突の衝撃が伝わりやすくなったりします。
ポイント1:頭の縦周り(A)
測り方:
メジャーを使い、おでこの生え際から頭のてっぺんを通り、後頭部の最も出っ張った部分まで、頭の周りを縦に測ります。
ポイント2:頭の横周り(B)
測り方:
おでこの一番広い部分(眉毛の上あたり)から耳の上を通り、後頭部を一周するように測ります。
採寸のコツ:
髪型を整え、メジャーが浮かないように頭にフィットさせて測りましょう。
一人で測るのが難しい場合は、家族や友人に手伝ってもらうと正確に測れます。
2. 小手(こて)のサイズの測り方:2つのポイント
小手は、手の甲から手首までを守る防具です。サイズが合わないと、竹刀を握る際に違和感があったり、手首の動きが制限されたりします。
ポイント1:手首の先端から中指の先端まで(A)
測り方:
手首の最も出っ張った骨(手首の先端)から、中指の先端までを直線で測ります。
ポイント2:手の甲の周囲(B)
測り方:
利き手の手のひらを開き、手の甲の最も広い部分(親指と人差し指の間)を一周するようにメジャーで測ります。
3. 垂(たれ)のサイズの測り方:1つのポイント
垂は、下腹部や腰、股関節を守る防具です。サイズは、主にウエストで決まります。
ポイント1:ウエスト周り(A)
測り方:
ウエストの一番細い部分を一周するように測ります。
採寸のコツ:
垂は少し大きめでも調節が可能です。迷った場合は、少し大きめのサイズを選ぶと安心です。
4. 胴(どう)のサイズの測り方:3つのポイント
胴は、胸と腹部を守る防具です。ウエストと胸囲を測ることで、適切なサイズを選べます。
ポイント1:みぞおちから腰骨までの長さ(A)
測り方:
みぞおちから腰骨の一番高い部分までを測ります。
ポイント2:胸周り(B)
測り方:
胸の最も出っ張った部分を一周するように測ります。
ポイント3:ウエスト周り(C)
測り方:
ウエストの一番細い部分を一周するように測ります。
まとめ:正確な採寸で安全に剣道を楽しもう
剣道防具のサイズを正確に測ることは、あなたの安全と上達のために非常に重要です。
面は、頭の縦周りと横周りを測る
小手は、手首から中指、手の甲の周囲を測る
垂は、ウエスト周りを測る
胴は、みぞおちから腰骨、胸周り、ウエスト周りを測る
採寸が完了したら、各防具メーカーのサイズ表と照らし合わせて、ご自身にぴったりのサイズを選んでくださいね。