剣道初心者がまず揃えるべき道具と選び方|失敗しないための完全ガイド

「新しい趣味として剣道を始めたい」「子供が剣道部に入ったけれど、何を準備すればいいの?」 剣道の世界へ一歩踏み出す際、誰もが最初に直面するのが「道具選び」の壁です。独特の名称が多く、専門的な知識が必要に見えるため、どれを選べば良いか迷ってしまうのも無理はありません。 剣道の道具は、単なる装備ではなく、自分の身を守り、技術を向上させるための大切なパートナーです。この記事では、初心者が最初に揃えるべき基本アイテムから、失敗しないための選び方のコツまでを徹底解説します。 最初に揃えるべき3つの必須アイテム 剣道の稽古は、最初から防具をつけるわけではありません。まずは正しい構えや足さばき、素振りを学ぶ「基本稽古」からスタートします。そのため、入門してすぐに必要となるのは以下の3点です。 1. 竹刀(しない):自分に合った「サイズ」と「握り」が重要 剣道の象徴ともいえる竹刀は、消耗品ですが最も手に触れる道具です。 選び方のポイント サイズ(長さ): 年齢や性別によって規格(36、37、38、39など)が決まっています。中学生は「37」、高校生は「38」、大学生・一般は「39」が基本ですが、体格に合わせて選ぶのがベストです。 重さ: 公式の試合規定で最低重量が決まっています。初心者は規定をクリアしつつ、振り抜きやすい標準的な重さを選びましょう。 柄(つか)の太さ: 実際に握ってみて、自分の手にしっくり馴染むものを選んでください。太すぎると手が疲れやすく、細すぎると力が入りにくくなります。 2. 剣道着(けいこぎ):吸汗性と耐久性をチェック 上半身に着用する道着は、激しい動きと摩擦に耐えられるものである必要があります。 選び方のポイント 素材: 伝統的な「綿(一重・二重)」と、近年人気の「ジャージ素材(化学繊維)」があります。初心者は、洗濯機で洗えて乾きが早いジャージ素材が扱いやすく、ニオイ対策にもなるためおすすめです。 色: 一般的には「紺色」が主流ですが、道場によっては「白色」を指定される場合もあるため、事前に確認しましょう。 3. 袴(はかま):丈の長さが安全性を左右する 下半身に着用する袴は、正しい足さばきを支える重要な役割があります。 選び方のポイント 素材: 剣道着と同様、綿(10,000番など)とテトロン(ポリエステル混合)があります。テトロン製はシワに...

剣道で使う「技」の種類|基本技から応用技、試合で勝つためのコツまで徹底解説


剣道において「技」を学ぶことは、単に打ち方を覚えることではありません。相手との駆け引きの中で、いつ、どのタイミングで、どの技を繰り出すかという「戦略」を身につけることでもあります。

技の種類を深く理解することで、稽古の質が向上し、試合でも自信を持って攻めることができるようになります。この記事では、剣道の基本となる打突から、実戦で役立つ応用技まで、その特徴と習得のポイントを詳しく解説します。


1. すべての基本!四つの「基本打突技」

剣道の技の根幹をなすのが、面、小手、胴、突きの四つです。これらは「一本」を取るための最も純粋な攻撃であり、初心者から高段者まで生涯を通じて磨き続けるべき基本です。

1-1. 面(めん):剣道の華であり、精神の象徴

頭頂部を真っ直ぐに捉える、剣道で最も多用される技です。

  • 特徴: 正中線をしっかり割り込み、全身のバネを使って打ち込みます。

  • ポイント: 単に当てるだけでなく、打突後の「残心(ざんしん)」まで含めた一連の動作の美しさが求められます。

1-2. 小手(こて):電光石火の先制攻撃

相手の右手首(または条件により左手首)を狙う技です。

  • 特徴: 面に比べて打突距離が短く、素早いモーションで打つことが可能です。

  • ポイント: 相手が面を打とうとして手元が上がった瞬間や、構えが崩れた隙を見逃さずに捉えます。

1-3. 胴(どう):豪快な切り返しと体さばき

相手の胴体(右胴・左胴)を斜めに切り裂くように打つ技です。

  • 特徴: 打った後に相手の横をすり抜ける独特の足さばきが必要です。

  • ポイント: 相手の面打ちをかわしながら打つ「抜き胴」などが代表的で、攻防一体の魅力があります。

1-4. 突き(つき):究極の集中力と精度

喉元(突き垂れ)を鋭く突く技です。

  • 特徴: 刃先を一点に集中させる高い技術と精神力が求められます。

  • ポイント: 非常に危険を伴う技であるため、中学生以上から許容されることが多く、指導者のもとで安全に配慮して練習する必要があります。


2. 実戦で差がつく!「応用技・しかけ技」

基本技が単発の攻撃なら、応用技は相手を動かし、崩して打つための技術です。

2-1. 連続打突(二段・三段の技)

「小手ー面」や「面ー体当たりー引き面」のように、複数の技を間髪入れずに繰り出します。

  • 狙い: 最初の打突で相手の体勢を崩し、本命の二打目で一本を取ります。

2-2. 払い技・巻き技

相手の竹刀を上や横から「払う」、あるいは「巻く」ことで中心を奪い、空いた部位を打ちます。

  • 狙い: 構えが崩れない相手に対し、強制的に隙を作り出します。

2-3. 出ばな技(でばなわざ)

相手が打とうとして動き出した「起こり」を捉える技です。「出ばな面」や「出ばな小手」は、試合において非常に有効な決まり手となります。

  • 狙い: 相手の攻撃意欲を逆手に取り、先を越して打突します。


3. 相手の力を利用する!「応じ技(おうじわざ)」

相手の攻撃を無効化し、即座に反撃に転じる高度な技術です。

3-1. 返し技(かえしわざ)

相手の竹刀を自分の竹刀で受け流し、その反動を利用して打つ技です(例:面返し胴)。

  • ポイント: 手首の柔らかさと、瞬時の判断力が鍵となります。

3-2. 抜き技(ぬきわざ)

相手の打突を空振りさせるように体をさばき、空いたところを打ちます(例:面抜き胴)。

  • ポイント: 相手との距離感(間合い)を正確に把握することが重要です。

3-3. すり上げ技

相手の竹刀を自分の竹刀で斜め上にすり上げ、軌道を逸らして打つ技です(例:面すり上げ面)。

  • ポイント: 円を描くような竹刀さばきで、流れるように反撃します。


4. 技の精度を高め、勝率を上げるためのトレーニング

技を知識として知っているだけでは、試合で使うことはできません。以下のステップで体に染み込ませましょう。

  1. 素振りと切り返しを怠らない

    すべての応用技は、正しい素振りから生まれます。土台がしっかりしていないと、応用技は「当たらない技」になってしまいます。

  2. 「機会(チャンス)」を理解する

    「相手が退こうとした時」「技が尽きた時」「息を吸った時」など、打つべき機会を意識して稽古に励みましょう。

  3. 得意技を作る

    「これなら誰にも負けない」という自分の得意なパターンを持つことで、試合での精神的な余裕が生まれます。


まとめ:技は「心・技・体」の一致から生まれる

剣道の技は、単なる物理的な打突ではありません。鋭い踏み込み(体)、正確な技術(技)、そして迷いのない決断(心)が一つになった瞬間に、初めて「有効打突(一本)」となります。

まずは基本の四つの打突を完璧にマスターし、そこから少しずつ連続技や応じ技へと挑戦していきましょう。技のバリエーションが増えるほど、剣道の奥深さと楽しさがさらに広がっていくはずです。

次回の稽古では、何か一つ「今日はこの技を試してみよう」という目標を立てて、積極的に挑戦してみてください!

このブログの人気の投稿

みずほ銀行の振込手数料を安くする方法とやり方ガイド|ATM・ネット・コンビニ・窓口を徹底比較

剣道で使える本のレビュー:技術向上と理解を深めるおすすめ書籍

佐川急便 南東北中継センター|住所・電話番号・営業時間まとめ