カラストンボとハグロトンボの違いとは?色・生態・不思議な意味まで解説
夏から秋にかけて水辺でよく見かけるトンボの中で、カラストンボとハグロトンボは特に印象的な美しい姿をしています。
しかし、両者は見た目が似ているため、違いがわからずに混同されがちです。
この記事では、カラストンボとハグロトンボの違い、特徴、そしてトンボにまつわる不思議な意味まで詳しく解説します。
カラストンボとは?
特徴
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体色は光沢のある黒色で、名前の通り「烏のような黒」
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翅の付け根付近に赤や橙の斑点がある場合も
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全長:約60mm前後
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生息地:水辺や湿地、田んぼの周辺
生態
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主に水辺の小さな虫を捕食
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日中に活発に飛び回る
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秋には成熟個体が多く見られる
不思議な意味
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黒い体色から「厄除け」や「魔除け」の象徴とされることも
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古来より日本では黒いトンボは幸運や守護の存在として扱われる
ハグロトンボとは?
特徴
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名前の通り「羽黒」と言われるように、光沢のある濃い青黒色の体色
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翅は透明だが光の加減で青みがかって見える
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全長:約50〜60mm
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生息地:川や池、湿地帯
生態
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産卵期は水辺の草の上に卵を産む
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成虫は水面近くを飛びながら昆虫を捕食
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風に乗って流れるように飛ぶ姿が特徴的
不思議な意味
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ハグロトンボは「清らかさ・神秘的な存在」として民間伝承で縁起物扱い
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成熟個体の光沢は「健康や長寿」の象徴ともされる
カラストンボとハグロトンボの違い
| 特徴 | カラストンボ | ハグロトンボ |
|---|---|---|
| 体色 | 光沢のある黒色 | 光沢のある青黒色 |
| 翅の色 | 無色または赤斑あり | 透明で光沢が青みがかる |
| 大きさ | 約60mm | 約50〜60mm |
| 生息地 | 田んぼや湿地 | 川や池の周辺 |
| 象徴・意味 | 厄除け・守護 | 清らかさ・健康・長寿 |
ポイント:黒系のトンボでも、翅の色や光沢、飛ぶ場所で見分けられます。
トンボが持つ不思議な意味
日本ではトンボは古くから幸運や縁起物として扱われてきました。
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勝ち虫として武士の家紋にも使われた
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収穫や仕事の成功、健康の象徴として信じられてきた
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カラストンボやハグロトンボを見かけると「運気上昇のサイン」とも言われる
まとめ
カラストンボとハグロトンボは、見た目が似ていても体色・翅・生息地・象徴する意味で区別できます。
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カラストンボ:黒く光沢のある体色、厄除け・守護の象徴
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ハグロトンボ:青黒く光沢のある体色、清らかさや健康の象徴
水辺でトンボを観察するときは、ぜひ違いを意識して見ると、自然観察がもっと楽しくなります。